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02. 女司祭長 High Priestess “内なる声”に従う静かな導き|タロットカードの意味

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ウェイト版タロットカード「女司祭長」の画像 大アルカナ
02. 女司祭長 High Priestess
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ここではタロットの大アルカナ、女司祭長を解説します。

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カードの図柄

女司祭長のタロットカードは、意識と潜在意識を隔てる薄いベールの前に静かに座る姿で描かれています。ベールにはザクロの模様が飾られており、これは豊かさや神聖な女性性、さらにはギリシャ神話のペルセポネを通じて「生と死・再生」の象徴とも言われます。ベールは視界を遮り、選ばれた者だけが奥にある神秘の領域へ進めることを示しています。

女司祭長は胸に十字架の付いた青いローブをまとい、神聖な知識と霊性の支配を体現しています。頭には三日月と満月を組み合わせたような女神ハトホル由来の冠をかぶり、宇宙のリズムと直感の力を表しています。彼女が膝に持つ巻物には「TORA」の文字が記されており、これは大いなる法則と叡智を示します。ただし巻物は一部しか見えておらず、真理は学ぶ準備が整った者にのみ明らかになるということを暗示しています。

足元に描かれた三日月は、潜在意識や直感、女性性、そして月の周期と深く結びついています。左右に立つ二本の柱には「B(Boaz=力)」と「J(Jachin=確立)」と刻まれており、黒と白の二元性は光と闇、男性性と女性性といった対極のバランスを象徴します。これらの柱を抜けた先に広がるのは、まだ人の目には触れられない神秘の領域なのです。

カードの意味

女司祭長タロットカードの意味は、直感や潜在意識、神聖な知識を象徴することにあります。ここでは正位置と逆位置に分けて解説します。

正位置の意味

女性。少女。若い女性。未婚の女性。年齢よりも若く見える女性。女子高生。女子大生。女性占い師。スピリチュアルなことに興味を抱く女性。聡明。知性。知識。本能。深い教養。大学院。留学。研究。深い研究。専門的な研究。専門的な知識。厳格。宗教に入信する。洗礼を受ける。修道院に入る。霊感。霊能力。スピリチュアリズム。直感力。霊視力。俗世を避けて生活する。神聖な女性性。神聖な知識。潜在意識。安心。安らぎ。清らかな心。女性的なエネルギー。ミステリー。賢明。

逆位置の意味

無知。知ったかぶり。低学力。狂信者。視野が狭くなる。うぬぼれやな女性。適齢期を過ぎた女性。オールドミス。女性らしい愛らしさに欠けた女性。極度の潔癖症。無気力。心の病。中途半端で終わる。優柔不断。過度の批判。不信感。引きこもり。自己中心的。あきらめ。秘密。撤退。(会社の)お局様。直感が働かなくなる。パラノイア。

カードが告げていること

正位置の場合

タロットで女司祭長が現れたとき、それは「今のあなたに必要なのは理屈よりも直感を信じること」と教えてくれています。頭で考えすぎるのではなく、心の奥からふと湧いてくる感覚に耳を澄ませてみましょう。静かな時間を持ち、瞑想や読書などで自分と向き合うと、潜在意識の深いところから大切な答えが浮かんできます。

また、このカードは「あなたの直感は練習すればするほど研ぎ澄まされていく」とも伝えています。信じて行動に移せば移すほど、道は自然と開かれていくのです。周囲の影響に揺さぶられるのではなく、女司祭長のように静かに自分の中心に立ち続けてください。

そして、男性性と女性性、光と闇の両方を受け入れながら、そのバランスをとることも大切です。女司祭長は、あなたの内に眠る神聖な女性的エネルギーに気づき、それを信頼するよう促しているのです。

逆位置の場合

女司祭長が逆位置で出たときは、「直感の声がかき消され、外の雑音に振り回されている」サインかもしれません。周りの人が秘密を持っていたり、誤解や噂によってあなたが孤立してしまうこともあります。そんな時こそ、慌てて動くよりも、いったん距離を置いて静けさを取り戻すことが大切です。

「自分の直感を信じ切れない」と感じるときは、女司祭長の声に意識を向けてみてください。深呼吸し、落ち着いた場所で心を鎮めれば、あなたの潜在意識から答えが届きます。女司祭長は、混乱の中にいても必ず静かな導きを与えてくれる存在なのです。


女司祭長さま
女司祭長さま

あなたの直感力を信じて、わたくしの声に耳を傾けてくださいませ

ちょこっと豆知識:ザクロとペルセポネの神話

女司祭長の背後に描かれたベールには、豊穣を象徴するザクロがちりばめられています。このザクロには、ギリシャ神話の女神ペルセポネとの深い関わりがあります。

冥界の王ハデスに連れ去られたペルセポネは、母デメテルの嘆きによって地上から実りが失われ、大地は荒れ果ててしまいました。やがて神々の仲裁により彼女は地上へ戻れることになったのですが、冥界で口にしてしまったザクロの実が運命を変えます。ザクロを食べた者は冥界に縛られるとされていたため、ペルセポネは一年のうちの三分の一を冥界で過ごし、残りを地上で過ごさなければならなくなったのです。

こうして彼女の往復は「季節の移り変わり」を象徴する物語となり、ザクロは生と死、再生と循環のシンボルとして語り継がれるようになりました。女司祭長のカードに描かれたザクロは、この神話と同じように「秘められた真理」「目に見えない力の循環」を表しているのです。

タロットの他のカードも、さまざまな神話やシンボルと深く結びついています。今後の記事でも順にご紹介していきますので、ぜひ楽しみにしていてください。

ペルセポネがザクロを手にした画像
AI によるペルセポネとザクロの画像
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