スリーカードのやり方

前の記事では、１番簡単なワンオラクル のやり方をご説明しました。早速何か占ってみましたでしょうか？ここではワンオラクル 以外に超初心者でもやりやすい占い方「スリーカード」をご紹介したいと思います。

大アルカナの各カードの意味はカテゴリーをご覧ください（記事を更新次第追加していきます）

スリーカードの手順

３枚のカードから占い結果を導き出す方法です。過去、現在、未来を見ることが出来るので、ワンオラクル よりもより具体的な原因や対処法などを読むことが出来ます。質問自体は「イエス・ノー」の聞き方ではなく、「何が原因でこうなったのでしょう、改善するにはどうすれば良いでしょう」と問いかけるようにするとリーディングがしやすくなります。

①まずはシャッフルです。具体的なシャッフルの仕方はここをご参照ください。シャッフルしながら質問内容をカードに問いかけます。

②シャッフルの最後に１つにまとめたカードデッキを、３分割します。３つ均等に割っても良いですが、あなたの直感を信じてパカっと割ってみましょう。それぞれの束に多い少ないがあっても問題ありません。

③１つ目の束を自分から向かって左に置きます。２つ目は真ん中、３つ目は右側に、それぞれを隣同士に並べて置いていきます（当然のことながら絵柄面は下向きです）。

④左の束の１番上にあるカードを展開します。次に真ん中の束、右の束それぞれ１番上のカードを展開します。このカードは左から順に、「過去、現在、未来」を表しています。

※ゲスト占いの場合の正位置と逆位置は占者から見てになります。占い師さんによっては違う見方があるかも知れませんが、当ブログではその観点で通します。

サンプル・リーディング

ではこの方法でのリーディング例を見ていきましょう。

ケース１

ケース２

質問内容: 現在、進路について迷っています。家族は進学を勧めますが、自分では進学と就職どちらにしたいのか分かりません。どの道へ進むのが良いのでしょうか。

占い結果左から: 魔術師（逆位置）、法皇（逆位置）、戦車

リーディング例:

①まずは過去の状況を見ます。「魔術師（逆位置）」が出ています。あなたは恐らく優柔不断でぐずぐずと勉強を後回しにしてきたのではないでしょうか。世の中に出るにはまだ知識が足りていないとカードは告げています。

②次に現在ですが、「法皇（逆位置）」が出ています。あなたのご両親はあなたに構いすぎて過保護になっているようです。あなたは家族に頼りすぎているのかも知れません。

③未来に関して。「戦車」が出ています。このカードは力を振り絞ってひたむきに前進する姿を表しています。また、外国関係や語学などに関連深いカードです。

④総括です。あなたはこれまであまり自分の将来を気にせず、親に任せきりだったようです。しかし今、親の言う通りに進学することに対して疑問が沸いて、こうして占いに頼っています。それは前向きな一歩と言えるでしょう。

語学の習得に力を注ぐのが良いと出ています。思い切って留学をしてみるのも良いかも知れません。進学するにしても、語学の勉強ができる環境を選ぶのが良いでしょう。

リーディングのコツ

以前にも書きましたが、占いをするのはカードではなくあなたです。出てきたカードの意味をつらつら説明するだけなら、解説書さえあれば誰でも出来ます。上記の２つの例の「総括」に書いたように、出てきたカードから１つのストーリーを組み立ててリーディングしていきましょう。

その為にも、普段からカードに触れて自分が何を感じるかを確認しておくのが大事です。解説書の内容を丸暗記するのではなく、あなたがカードを読めるようになりましょう。