タロットカードを初めて手にしたら

タロットの基礎知識
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ワクワクしますね。初めて手に入れた、自分だけのタロットカード!

私も11歳の時にオリジナルの大アルカナ22枚がセットになったタロット入門書を買ってもらいました。その時の喜びは今でも鮮明に覚えていますし、そのカードは今でも大切に持っています(もう骨董品と呼べるレベル?)。でもここであなたには残念なお知らせです。

封を切ったばかりのタロットカードで、すぐに占いを始めてはいけません!

入門書にそう書かれていて小学生の私は大ショックでした。だから今この記事をお読みのあなたのショックな気持ちもよ〜く分かります!じゃあ、封も切らずに数日間放置すればいいの?それも違います。カードを手に入れたらまず初めにする大切な儀式があります。それは、カードとあなたの親密度をあげることです。

ふーる君
ふーる君

お風呂もいっしょ、寝るのもいっしょにすればいいね

あまてらす
あまてらす

ふーる君、ちょっと黙ってて

さて、ふーる君の提案は放っておいて実際何をすればいいのかご説明しましょう。

カードを1枚1枚手に取り、自分のイメージをまとめる

まず、封を切ったカードを1枚1枚手に取り、そこから自分のイメージをまとめていきます。例えば「戦車」のカードを初めて見たあなたは何を感じるでしょう?力強さ、直進する意思、勢いなどなど、、、。本来のカードの意味と多少違っていてもいいのです。まずはあなたが何を感じるかが重要です

これは私の意見ですが占いをするのはカードではありません。占うのはあなたで、カードはそれを手助けしてくれるツールなのです。

同じカードを引いても、100人占者がいたら100通りの違うカードリーディングがあるはずです。みんなが同じ答えを言うのなら占い師は誰でもいいってことになりますよね?

だからまずはあなたの感性を養いましょう。あなたが今日手に入れた新しいカードは、これから何十年もあなたの手元にあるはずです。それらを1枚1枚吟味し、感じたことをメモしていきましょう。

具体的には、1カードにつきノート1ページを確保します。そして感じたことを日付とともにメモしていきます。リバース(逆位置)で感じたこともメモします。後にタロット解説書などで正式な意味を学んだら、さらにそのページに書き込んでいきます。そうすることで何年もの間にあなただけのタロット大辞典が出来上がるのです。

ランダムに2枚のカードを引いてみて、感じたことをメモしていく

次に2枚のカードからあなたが何を感じるかを見ていきます。ここではまだ、正位置のみ(リバースは無視)でやってみましょう。

ランダムに引いたカードが「恋人」と「魔術師」だったとします。思い浮かぶのは【新しい恋のスタート】でしょうか。逆に「恋人」と「死神」なら【恋の終わり】とか。「恋人」と「悪魔」なら【身を焦がすような恋】【恋で盲目になり相手に振り回される】などなど。考えただけでいろんな組み合わせが浮かんでくると思いませんか?

それらをどんどんあなたの「タロット大辞典」に書き込んでいってください。いつか(近い未来に)22枚の大アルカナを使ってちょっと本格的に占いをし始めた時、あなたの最初のインスピレーションのメモがきっと役立つことでしょう。ある程度慣れてきたらリバースも入れていってください。

以上の儀式は1週間くらい続けるのが理想ですが、もう占いたくて仕方ないと思いますのでお預けは3日くらい(笑)にして初めての占いに取り組んでください。

最後になりましたが、カードは部屋の中の最も神聖な場所に保管しましょう。クリスタルなどのパワーストーンで飾った「ヒーリングスポット」を自宅に作り、そこに保管すると気分も運気もUPしますよ。「私専用ヒーリングスポット」の作り方はまた別の機会にお話ししたいと思います。

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